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The 2nd Fleet Race in 2023 Report



前回を大きく超える、72艇のエントリーがありました。

関東水域以外の東北、中部、近畿からも参加して頂き、ありがとうございます。


今回はできるだけ沢山の艇によるスタートやフリートを体験してもらいたいと思い1フリートで実施しました。


また、岡田/吉岡組(トヨタ自動車本東日本株式会社/株式会社ベネッセホールディングス)、磯崎/関組(ヤマハセーリングチーム/ヤマハセーリングチーム)、吉田/吉田組((株)Q'Sfix/(株)ピアソンマリンジャパン)、池田/毛利組(日本大学/なし)、大石/福田組(同志社大学/立教大学)とオリンピック選手や強化選手の参加もあり、レベルの高いフリートとなりました。


DAY1

朝から天気も良く、北から南に変わり、風も安定して入っていたので240° 0.55マイルでコース設定を行い、定刻の11:00に行われました。


しかし、左右に大きく風が振れ、江ノ島から葉山に流れる強い潮でスタートもアウターに寄せられ、ダウンレグも葉山側に流され下マーク付近では混戦となりました。

スタート前には潮を確認したうえで、潮に合わせたコース取りの工夫をしてほしいです。


そんな中でも、軽風域で確実な動作でボートを上手く走らせた吉田/吉田組((株)Q'Sfix/(株)ピアソンマリンジャパン)が初日はトップに立ちました。


DAY2

北風5knot前後の中、0° 0.5マイルでコース設定を行い定刻にスタートしました。

しかし、次第に風も弱くなってしまい、4レース目はトップ選手と学生選手との差が大きく開き、残念ながら多くのタイムリミット艇が出てしまいました。

しばらく風待ちの後、南に振れて行き、5レースに210°、6レース目に195°と続けて行いました。

2日目の潮は、葉山から江の島方向へ強く流れていたため、スタート時やマークアプローチに苦戦する艇が多かったと思います。風も左右に大きく振れる海面でもあったため、潮やシフトを考え内側でコースをとる必要があったのではないでしょうか。


上位陣はオリンピック選手や強化選手が占める大会となりました。


優勝 吉田 愛/吉田 雄悟 (株)Q'Sfix/(株)ピアソンマリンジャパン"

2位 磯崎 哲也/関 友里恵 ヤマハセーリングチーム/ヤマハセーリングチーム

3位 岡田 奎樹/吉岡 美帆 トヨタ自動車本東日本株式会社/株式会社ベネッセホールディングス







今大会はバリエーションに富んだ風域の中でレースができ、選手のみなさんは課題が浮き彫りになったのではないのでしょうか。

学生の皆さんも今回のフリートレースでの課題を見つけて、改善できるように今後の練習に励んで下さい。

また運営として選手を見る中で、

・スピンとメインセールの番号が一致していない、エントリーと相違している

・バテンの入れ忘れ

・メインセールが適正値まで上がっていない

・スピンの艤装ミス などなど

準備不足が多くみられました。朝のルーティンとして、自艇の準備は完璧か今一度確認するようにしてください。


第二回関東470協会フリートレースからポイントランキング制度対象レースとなります。

今後も、レベルアップと閖上ヨットハーバー(宮城県)で開催される全日本470を目指しご参加ください。次回は4月22日~ 4月23日に第3回関東470協会フリートレースが開催されます。


沢山の参加をお待ちしています!








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