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Kanto Championships 2024 Report



7月6日(土)~ 7日(日)の2日間、2024関東470選手権 兼 2024女子関東470選手権が開催され、参加資格を獲得した80艇が参加しました。


1日目は強い潮がある中、微軽風で3レース実施。2日目は軽風から中風で3レース実施し、計6レースを実施することができました。


今大会の優勝は、

関東470選手権、関東女子470選手権とも吉田愛(ピアソンマリンジャパン)/松原果保(日本大学)チームとなりました。





また、今大会の第1レースは高橋雅之メモリアルレース(※)となります。

関東水域の選手で第1レースをトップFinishしたチームのクルーをベストクルー賞として表彰しており、ベストクルー賞は河合龍太郎さんが獲得しました。

(※)高橋雅之氏は470・49erで計4回オリンピックに出場している中村健次氏と470級でコンビを組み、ソウルオリンピック12位、世界選手権3位、全日本選手権優勝 等、数々の国内外大会で活躍され、2002年に40歳の若さで永眠されたセイラーです。


Day1

初めにセール計測と受付登録が行われました。以前と比べ、セイルナンバー文字の間隔が60mm未満のセールは少なくなりましたが、計測に通らないセールが複数ありました。

セールナンバーの貼替時には文字間を確認して行ってください。またリーチからの距離は60mm以上ですので合わせて注意をお願いします。


レースですが、不安定な風と潮の影響もあり、何度かコースチェンジをする場面もありました。

微軽風のレースは考える時間が多少あるので、俯瞰で自分の艇の位置や振れを常に考えながら「こっちに振れたら即ジャイブして、マークに対して良い位置を取る!」等、先をイメージしながらコース戦略を考えていくと、他艇より早いタイミングで対応ができます。


レース終了後には、レセプションが開催され、多くの選手が集まりました。

参加選手には軽食&ソフトドリンクも振る舞われ、「ルール講習会 教えて〜セーリング界の林先生 Ver.2」、「じゃんけん大会」が行われました。それぞれに景品があり、多くの選手が獲得していきました。



ルール講習会は、林 健太氏(JSAFルール委員会 A級ジャッジ & 関東470協会)が講師を務め、楽しくゲーム方式にルールを解説しました。選手の皆様にとって、学びのあるクイズ大会になっていましたら幸いです。最近の審問では、抗議の要件を満たせず却下されることが多いように思います。選手の皆さんは海上でのルールだけでなく、抗議の要件や手順を、今一度確認して頂き、レースで活用して頂ければと思います。



Day2

コンディションは軽風~中風の中、3レース実施することができました。

圧巻だったのは、第6レース第5レグを3位で回航した吉田/松原組がランニングでプレーニングし、2艇を抜き去りトップホーンを鳴らした走りでした。

この季節は、徐々に風が上がっていくコンディションが多くなります。短い時間でコンディションの変化にセッティングをどう変えていくかもトレーニングが必要です。日々の練習の中で意識してみてください。



1位~10位までの成績は以下の通りとなります。


Result




関東470女子選手権大会






表彰式では多くの選手が集まる中、関東470協会 信時副会長よりカップとメダルの授与を行いました。

表彰式の後には、NORTH SAILS JAPAN 様から協賛品のJIB SAIL をかけてジャンケン大会が行なわれ、宮本あかりさん(青山学院大学)が獲得し、閉幕となりました。



なお、全日本470選手権の参加資格獲得選手は後日、発表させて頂きます。

関東470選手権 関東水域上位17チーム(ポイントランキング上位7チームを除く)

関東女子470選手権 関東水域上位4チーム



ピアソンマリン 全日本 470 級ヨット選手権大会 2024

開催地:神奈川県藤沢市江ノ島ヨットハーバー (今年は江の島だよ!)

日程:8月20日(火)〜8月25日(日)






Report by Goro 






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