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The 3dr Fleet Race in 2020  Report

ようやく梅雨が明け、夏の江の島らしい南風が2日間とも吹きました。 今大会は11時予告であったため、予告信号には200度前後、O旗適用となる8nt以上が安定して海面に入った中でレースを行うことができました。

今大会は50艇のエントリーがあったため、4ディビジョンに分け大会を行いました。 例年通り、赤ディビジョンには東京五輪470級日本代表の吉田選手・吉岡選手、岡田選手・外薗選手や昨年の全日本470級出場選手、青黄緑色はセール番号順に3ディビジョンに分け、計4ディビジョンの総当たり戦となりました。 学生にとっては日本代表とレースを行う機会でもあり、間近で帆走をみることで良い勉強になったのではないでしょうか。 また、赤ディビジョンと当たらないディビジョンでは学生が多い中で「スタートを一線で決めること」、「いかに前を走るか」など、インカレを想定したレース感覚を取り戻したり、下級生にとっては初めてのレースとなったチームもいたのではないでしょうか。

前大会と同じく、新型コロナウイルス対策でオンラインでのチェックアウト&チェックイン。 陸上にレースオフィスを設けず、Lineオープンチャットを活用し感染防止対策を取り入れた『新しいスタイル』で大会を行ないました。

また、オリンピック延期に伴うヨットハーバーの使用制限のため、江の島ヨットハーバー・葉山港の既存艇や浜からの出艇以外の選手については、参加艇数の制限を設け大会を行いました。 選手の皆さんにはご不便をお掛けしております。

初日は風速の割に視界が悪く、江の島が見えない中でのレースとなりました。 2日目は前日夜のうねりが残り、朝から18kntが入る海面となりました。 各艇のセーリングスキルをしっかり判断し、自分の艇は自分で持ち帰る体力のあるうちに勇気あるリタイアを決断して頂けるようお願いをしました。 その結果、出艇前のリタイヤ申告や海上での申告など個人の力量に合わせて参加頂けたので、とても助かりました。

2日間を通して感じたこととしては、潮が強くうねりがある中でスタートでのポジショニングができていない艇が多かった印象を受けました。 実際に潮を測る選手も少なかったので、レースの時だけでなく日々の練習から「潮を測ること」、自分が「どこから出たいのか」を明確に決め、練習に取り組んではいかがでしょうか。

今年は新型コロナウイルスのため、練習やレースの機会も少ない中でいかに効率よく成長するかが必要となります。 関東470協会としても、関東の470セーラーが成長するお手伝いができればと思い、Lineオープンチャットを活用しスタート動画の配信や情報提供等を実施しています。 「〇〇して欲しい!」など、要望などありましたら、関東470協会へご連絡お願いします。

次回の大会は9月5-6日に開催される「関東470選手権 予選レース」となります。 たくさんのご参加をお待ちしています!

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